水素貯蔵材料先端基盤研究事業

目的

水素貯蔵機構の基本原理を解明し、水素貯蔵材料の開発指針を提供します。

概要

本事業は、水素エネルギー社会実現のため、高性能かつ先端的水素貯蔵材料開発に必要な水素貯蔵に関する基本原理の解明および材料の応用技術に必要な基盤研究を横断的に行い、その成果を先端的材料開発の技術開発指針として産業界へ提供することを目的としています。
材料と水素の相互作用・構造等の解明のため大型放射光施設(SPring-8)及び大強度陽子加速器計画(J-PARC)のような世界に誇る大規模量子ビーム施設を活用した極めて高度な解析技術を確立し、材料の個々の性質に即した水素貯蔵材料の基本原理の解明、計算科学等材料研究への応用技術の基礎確立を目指します。

なお、水素貯蔵材料研究開発の効率的な推進を図るため、「水素安全利用等基盤技術開発事業」、「水素先端科学基礎研究事業」、「水素社会構築共通基盤整備事業」等の新エネルギー産業(NEDO)技術開発機構が実施する水素技術開発に係る他事業、特に水素貯蔵材料および水素と材料の相互作用に関わる研究開発と連携しながら研究を実施し、水素技術開発関連事業全体として有機的かつ効率的な研究開発の推進を図ります。

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研究開発期間・規模

平成19年度から平成23年度の5年間を予定
初年度予算規模    約7.5億円

 

研究 / 運営体制

高性能かつ先端的水素貯蔵材料開発に必要な水素貯蔵に関する基本原理の解明、および材料の応用技術に必要な基盤研究を幅広い分野で横断的に行うため、5つのグループが相互に連携しながら、総合的かつ一体的な事業推進を図っています。

2011年4月より、以下の体制で研究を行っています。

図:運営体制

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